April 17, 2012
九寨溝滞在3日目は、世界自然遺産の黄龍へ行ってきた。黄龍までは九寨溝からバスで3時間、45元(約580円)だった。(*写真は黄龍の五彩池)
黄龍は3,000m以上の高地にあり、積雪のため入山規制されていたが、4月12日にようやく解禁となった。ちなみに入場券は200元(約2,600円)。
黄龍は徒歩で登ることも可能だが、山頂付近にある五彩池までは7kmもあるため、山頂まではロープウェイ(80元)を利用して行くことに。
5分程で山頂へ。標高は3,150mから一気に3,500mに。
ロープウェイを降りてすぐ、休憩所を発見。単なる休憩所ではなく、高山病予防のために酸素を吸引できる設備が備わっている。
バスで一緒だった日本人のご夫妻が念のため酸素を吸引すると言うので記念にパチリ。酸素自体は無料で、鼻に挿すストロー利用料が1元。
山頂からの眺め。チベットに行けばもっと高い山々があるんだよな。
五彩池までは森の木道を歩いていく。標高が高いだけにやはり空気が薄く感じる。
五彩池の手前で池を発見。もしかするとオフシーズンなだけに、五彩池もこんな色なんじゃないかと皆に不安がよぎる…
そして五彩池に到着。めちゃくちゃ綺麗な色の池に感動&ホッとする一同w
黄龍の中でも一番の目玉スポットがこの五彩池。標高は3,700m近くもある。
この辺りの地下水は大量の石灰質が含まれているため、乳白色の結晶として土に付着し、このような棚田みたいな池を形成するらしい。
撮影ポーズのパターンが豊富な中国人観光客たち。
光の具合で池の水の色が変わるという五彩池。この日は曇り空だったので白みがかった水色だったが、晴れた日であれば深い青色に見えるという。九寨溝といい黄龍といい、自然が作り出した神秘的な光景を目の当たりにできてほんとによかった。
明日は、いよいよ念願のチベットに向けて成都を発ちます。次回更新はおそらくカトマンズに着いてからになるかと思います。それではまた。ごきげんよう。
タグ: Nature, World Heritage
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