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弾丸パリ

November 03, 2012

いよいよ旅も終盤戦。とうとうパリへとやって来た。やはりニューヨークや東京などと肩を並べる大都市だけあって、町全体がデカく、それなりに見所も多い。なのに、次のブリュッセル行きの日程を決めてしまったため、パリに滞在できる時間はたった1日半。というわけで時間が許す限り、パリを代表する有名どこを巡ってみた。(*写真は凱旋門)
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レンヌからパリまでは、列車で2時間ちょい。ユーロラインのバス(30€)で行く予定だったが、すでに満席だったため仕方なく列車(58€)で向かった。
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今回も滞在先はカウチ。彼がお世話になったマロワンさん。カサブランカ出身のモロッコ人。日本の漫画やアニメが好きな彼は「バキ」が一番のお気に入りらしい。パリに着いた日は夜も遅かったので、フランスで連日放送しているワンピースを見ながら就寝。
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翌日、とりあえずコンコルド広場に行ってみる。広場に建つオベリスクはエジプトのルクソール神殿から持ってきたもの。そういえば、ルクソールでそんな話を聞いたな。
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この日も、どんよりとした曇り空。気温も一桁代。そろそろ冬の到来が迫ってきているようだ。
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コンコルド広場から凱旋門に続く道は、有名なシャンゼリゼ通り。
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凱旋門まで歩いてみたが、テンションが上がらない。僕が好んで行くような場所ではないようだ。
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とりあえず、エッフェル塔にも足を運んでみる。「ああ、パリか…」ぐらいにしか感じない。ダメだ…全然ワクワクしない。
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とりあえず、エッフェル塔の下まで行ってみよか。
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すごい行列。これ全員エッフェル塔に登るために並んでるのかな。
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下からパチリと。興味はないけど、一応撮っとかないとね。
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塔の近くで発見した、たくさんのクマの人形。これは、ドイツの首都ベルリンの象徴である熊をモチーフに、ドイツと友好関係のある国連加盟各国のアーティストがデザインした、通称「ユナイテッド バディ ベアーズ」と呼ばれるもの。
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「ユナイテッド バディ ベアーズ」は、世界平和を願って、2002年にベルリンから始まったアートイベントらしい。で、今回はエッフェル塔というわけ。2005年には六本木ヒルズでも開かれてたみたい。知らなかった。
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全部で140体の各国代表のカラフルなクマたちが、エッフェル塔の元に集っている。
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眉毛繋がってるのは、見てすぐにウズベキスタンだと分かった。
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このデザインも、見ればどこの国かすぐに分かりますね。描かれているインド人と中国人とアラブ人… そして写っている人もヒント。
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タバコといえばあの国ですね。
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このクマは出オチですね。
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これも出オチw
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日本は他の国に比べて地味なデザイン。う〜ん…今の日本みたいだ。
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中国は、悪そうなくまのプーさんに拳法着を着させたデザイン。どこまでいってもパクるこの国の精神には呆れるというか、逆に感心させられた。
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クマ巡りを終えて、セーヌ川沿いに立ち並ぶ古本市へ。
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この市では、本以外に昔の広告やポスター、絵はがきなども売っている。興味深かったので、2時間くらい市をまわってお買い物♪
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「深夜特急」の装丁画でおなじみの、カッサンドルの作品もありました。
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セーヌ川のシテ島にたたずむ「ノートルダム大聖堂」を見て、この日のパリ散策は終了。
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翌日、朝一で「ルーヴル美術館」へ行ってみる。この日は久々の快晴。ちょっとだけパリが楽しくなってきた。
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ピラミッドの内部からパチリと。朝早く来たおかげで、美術館にはすんなり入ることができた。
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ルーヴル美術館では、作品の写真撮影が基本的に許可されている。これには正直驚いた。意外と寛容なのね。というわけで、ルーヴルを代表する名作「ミロのヴィーナス」を激写させて頂きました。
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こちらの部屋では古代ギリシアや古代ローマ時代の石造彫刻が数多く展示してある。
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どれも保存状態が良くて美しいです。
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ん?なんだよ、こっちみんなよ…ってツラしてますね。
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こちらはクッションまでもが、精巧に石造彫刻でできている。柔らかそうに見えるから素晴らしい。
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ふざけたおっさんもいました。
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古代エジプトのヒエログリフや
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スフィンクスなんかも展示してあります。とにかく館内は広い!
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続いて、いよいよ美術コーナーへ。
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人だかりができていたのは「ナポレオンの戴冠」という作品。
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模写をしている人の姿もありました。
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ドラクロワの名画「民衆を導く自由の女神」。これはあまりにも有名ですね。
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さて、異常なほど人が溢れかえっているこの部屋に飾られている絵は一体なんでしょう? ルーヴルといえばもうアレしかないですよね。
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正解はもちろん、レオナルド・ダ・ヴィンチの名画「モナ・リザ」でした。
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近くでゆっくり静かに観たいのに、こんなに人がいたんじゃ絶対無理。と、そうこうしているうちに、バスの時間が迫ってきたので、この辺でおいとま。4時間近くいたけど全然時間が足りなかった。
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というわけで、以上でパリ観光は終了。凱旋門をもう一度チラッと見てから、バスで次の目的地ブリュッセルへと向かった。

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