ギリシャからブルガリアへ

September 20, 2012

テッサロニキに着いたのは16時。バスターミナルで次の目的地ソフィア行きの出発時刻を調べると、15時30分発と深夜1時30分発の一日2便のバスがあるようだ。このまま深夜便で向かおうかと思ったが、この日は既に宿を予約していたため、翌日にすることにした。

テッサロニキで泊まったのは「Studio Arabas」というホステル。7人部屋ドミトリー（Wi-Fi有り）で一泊12€（約1,200円）。立地は不便だが、閑静な場所にあり居心地はなかなか良かった。

翌日、15時30分発のバスに乗りソフィアへ向かう。料金は28€（約2,800円）、所要約5時間。ギリシャとブルガリアの国境では、自分だけバスを降ろされ、複数の職員によってパスポートの本人確認チェック。どうやらパスポートの顔写真と髪型が違うという理由で怪しまれたようだった。

なんとか自分だと信じてもらえ、国境越えを果たす。バスは30分ほど遅れて21時にソフィアに到着。駅から歩いて宿を目指すが、やたらと町にカジノが多いのが気になった。

歩いていると道端の浮浪者に罵声を浴びせられたり、怪しい女2人組に「Baby Sex?」と誘われたりする。なんか想像してたブルガリアと違う… 自分の中のブルガリアのイメージといえば、琴欧洲の笑顔とブルガリアヨーグルトの優しさなんだが、全くそんな雰囲気が感じられない。まぁ夜は夜で別かもしれないが…

晩飯は久々にマックへ。コーラとチキンバーガーのセットで2BGN（約100円）。あれ、意外と安い？

初日の宿は「ナイチンゲールホステル」という宿。9人部屋ドミトリー（Wi-Fi有り）で一泊13.6BGN（約680円）。

翌朝、別に居心地は悪くなかったのだが、泊まってみたかった安宿「ホステルモステル」に移動。

この宿は「HOSTEL WORLD」などの予約サイトから、毎年いくつもの賞を受賞している人気宿。それだけ人気と評価の高い宿なので、事前に予約しておかないと泊まれないことが多いようだ。ちなみに日本語の公式ホームページもある。

料金は8人部屋ドミトリーが一泊13.6BGN（約680円）で、これにプラス5BGN（約250円）で朝食と夕食が付く。夕食はパスタとビール飲み放題。コーヒーや紅茶は普段から自由にの飲める。もちろんWi-Fiも完備。部屋もシャワー室も清潔で、至れり尽くせりの宿だった。

ブルガリアといえば、なんといってもヨーグルト。というわけで早速スーパーへ行ってみる。めちゃくちゃ種類あるなヨーグルト…

第一印象で笑顔のおやっさんがパッケージのヨーグルトを買ってみる。これで0.6BGN（約30円）。ギリシャと比べてブルガリアは物価がかなり安い。気になるそのお味は… 可もなく不可もなく普通といった感じ。これまで会った日本人は、みんな「ブルガリアのヨーグルトはまずい」と言っていたが、そこまでまずいとは思わなかった。
この日はソフィア市内もろくに巡らず宿でだらだらし、翌日、ブルガリア正教の総本山で世界遺産でもある「リラの僧院」へと向かった。