July 06, 2012
毎年6月〜7月に行われるラダック最大のお祭り「へミス・ツェチュ祭」。今年は6月の29日と30日に開催され、大勢の観光客やラダック人たちが会場となるへミス・ゴンパに押し寄せた。(*写真は仮面舞踊の一場面)
祭りが行われるへミス・ゴンパまでは、レー市内から45km。ローカルバスの料金は50INR、所要1時間程だった。
へミス・ゴンパの入口では輪投げやルーレットなどのテキ屋がいっぱい。
マカオのカジノでお馴染みの大小的なゲームも。僧侶だってギャンブルします。
ラダック最大のお祭りといわれるだけあってへミス・ゴンパ内は大勢の人でごった返し。
午前10時過ぎ、ゴンパの壁面に掲げられた大きなタンカ絵が、ドラの音とともに徐々にその姿を表す。
このタンカ絵は一年に一度、この祭りの日にだけお披露目される貴重なもの。ちなみに2日目の祭りでは、初日とは別のタンカ絵が公開されるらしい。
祭りのメインとなるのが「チャム」と呼ばれる仮面舞踊。
祭りの始まりは、仮面を被ってない僧侶たちの舞踊が繰り広げられていく。
楽器部隊。
チャムを観覧する僧侶たち。
へミス・ツェチュは、チベット各地に仏教を伝えた密教行者グル・リンポチェを称える祭。
後ろにいる大きな金色の仮面がグル・リンポチェだ。
ラッパを吹く仮面僧侶。顔がおもしろい。
祭りの中盤は、グル・リンポチェとその八変化の舞が披露される。
八変化の一人。鬼のような恐ろしい仮面。
こちらも八変化の一人。優しそうな仮面だ。
チャムではいろんな仮面僧侶が登場します。
牛の仮面を被った僧侶。
猿のような仮面僧侶。
赤鬼のような仮面僧侶。
悪魔のような仮面を被った僧侶。登場とともに白い粉を観客席に振りまいてきた。
黄色や緑色など、結構カラフルな仮面も登場します。
祭りは午後3時半頃まで行なわれ幕を閉じた。
一緒にチャムを観覧したラダッキのおばあちゃん。お昼ご飯にツァンパ(小麦粉を練って作るだんご状のチベット料理)をくださった。ジュレー。
ゴンパの屋上から観たチャムの様子。
ヘミス・ゴンパのある山の斜面沿いには僧侶たちの宿舎が立ち並ぶ。
ゴンパ内に祀られているグル・リンポチェ像。近くで見るとかなりの迫力。
レー滞在中の旅人の情報によると、この日「世界ふしぎ発見」の取材班が、へミス・ゴンパを訪れていたとのこと。もし本当なら、数ヶ月先にラダックの特集を放送するのかも??興味のある方は是非ご覧あれ。
タグ: Culture, Festival, Local People
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