July 13, 2012
ラダックの北、標高5,600mの峠を越えた先にヌブラと呼ばれる地域がある。シャヨク川とヌブラ川の流域に広がる自然豊かな場所だ。(*写真はフンダル砂丘のフタコブラクダ)
ヌブラへはジープ(1台6300INR)をチャーター。パンゴン・ツォを一緒に旅した日本人1人と、イギリス人のカップルの計4人で向かった。ヌブラに行くにもパーミットが必要だが、パンゴン・ツォと同じパーミット(7日間有効)が使えたのでお金はかからなかった。
レーを出発して2時間、世界で一番高いKhardungla峠に到着。標高は5,602mに達する。季節は夏でもさすがに寒い。
世界一高い場所にある喫茶店。ブラックティーを飲んで体を温める。
峠からは万年雪の山々が見渡せる。
峠を下りしばらく走ると、見渡す限りの不毛の地が続く。
途中見下ろした山間の村の景色は絶景だった。
スムルという村で昼食を済ませた後、サムタンリン・ゴンパを訪問。
境内の壁に描かれている仏画。
お寺の少年層。
サムタンリン・ゴンパをあとにし再び走ること2時間。白く大きな砂丘が見えてきた。
この砂丘では、ヌブラ観光のハイライトともいえるキャメル・サファリを楽しむことができる。
せっかくなのでメンバー全員でラクダに乗ることに。旅仲間のスティーヴはラクダ乗りに苦戦中。
自分が乗ったラクダ。やる気なさそう…
キャメル・サファリを楽しむスティーブとその彼女キャロライン。
キャメル・サファリは30分間で300INR。いい商売だ。ラクダくん、おつかれさんでした。
砂丘から20分ほどでフンダルという村に到着。この日は村にあるゲストハウスに宿泊。
菜の花畑や緑の多いフンダル村。メラク村とはまた違った趣があるが、のんびりしていることに変わりはない。
畑仕事中のおばちゃん。
村の子供たち。
村のおばあちゃん。みんな笑顔が素敵だ。
翌日は村に行く途中に通ったデスキットへ。写真は険しい崖の上に建つデスキット・ゴンパ。
ゴンパの向かいにある小高い丘には巨大なチャンバ大仏が鎮座している。で、でかい…
レーに帰る途中、ラダックだけに生息する巨大ネズミ「マーモット」とご対面。動きが鈍臭くて愛らしい。今回、ヌブラではフンダル村に滞在したが、さらに奥のパキスタン国境に近い「トゥルトゥク」という村は、メラク村と同じく2010年に外国人の入域が解禁された地域。この村にも素朴な人たちが暮らしていると聞く。次回ラダックに来る際は、ぜひトゥルトゥク村に滞在してみたいと思う。
タグ: Animal, Local People, Nature
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