July 25, 2012
ジャイプルの次に向かったのは、広大なタール砂漠の入口にある町ジョードプル。人気漫画「ONE PIECE」に登場する砂漠の王国アラバスタのモデルになった町だそうだ。
ジャイプルからジョードプルまでは列車で6時間。料金は158INR(約220円)だった。ジャイプルの名の由来と同様に「ジョードプル」という名は「ジョーダ王」が築いた「城壁に囲まれた町」という意味。旧市街の中心には町を見下ろす巨大なメヘラーンガル砦がそびえ立っている。
ジョードプルの町並みを上から見下ろすと、道が複雑に入り組んでいるのがよく分かる。
まるでモロッコのマラケシュやフェズのような迷宮都市を思わせるような町の造りだ。
メヘラーンガル砦は現在、博物館として公開されている。
入場料は300INR。入口で日本語の音声ガイドを無料で借りることができる。
宮殿の中庭。ここから内部が博物館となっていて、さまざまな装飾品や絵画、武器等が展示されている。
王宮の女性が乗っていたカゴ。
この大砲、どこかで見た記憶があるな〜と思ったら、「ONE PIECE」のアラバスタ編に登場した、イヌイヌの実を食した大砲にそっくり。作者は絶対この博物館に取材しに来てるだろ…
フール・マハル(花の宮殿)と呼ばれる宮殿の部屋。ここで夜な夜な砂漠の踊り子たちがダンスを踊っていたという。
メヘラーンガル砦から眺めたジョードプルの町並み。
ジャイプルが「ピンクシティ」なのに対し、ジョードプルは青色をした建物が多いことから「ブルーシティ」と呼ばれる。
メヘラーンガル砦から徒歩10分のとこにある白亜の墓廟ジャスワント・タダ。
町の中心にある時計塔。
その周りを囲うようにして並ぶサダル・バザールの露店。
クリケットで遊んでいた下町のガキンチョたち。ジョードプルの町の人は優しく、町は青色で美しく、なんてったって居心地が良い。インドの中でもかなりお気に入りの町となった。
最後にジョードプル宿情報。今回泊まったのはダイヤモンド・ゲストハウスというオープンしてまだ1年足らずの宿。
シングル一泊200〜300INRと手頃な割に、部屋もシャワールームもめちゃくちゃ綺麗。しかもWi-Fi完備。ラージャスターン以降、Wi-Fiの使える安宿が増えてきた気がする。
ちなみにこの宿のマネージャー兼シェフが作るマトンカリー(140INR)はかなりイケます。かつて五つ星ホテルに勤めていたというのも納得の味。滞在中3回も頂いてしまった。ジョードプルに立ち寄った際は是非お試しあれ。
タグ: Accommodation, Gourmet
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