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さらばインド

July 30, 2012

ウダイプル滞在後はバスでアウランガーバードへと向かった。アウランガーバードは世界遺産の石窟寺院「エローラ」と「アジャンター」への観光拠点として有名な町。もちろん、この2つの遺跡巡りが目的でやって来たはずだったのだが、とんでもない出来事が待ち受けていた。(*写真はムンバイのタージ・マハル・ホテル)
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ウダイプルからアウランガーバードまでは直行便のバスが出ていないため、まずは経由地のアフマダーバードへ向かった。料金は200INR(約280円)、所要6時間だった。
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アフマダーバードからアウランガーバードまでは寝台バスに乗り換え。料金は600INR(約850円)、所要15時間。しかしアウランガーバード到着後、すぐに体調の変化に気づく。なんか熱っぽい。それに寒気がする。お腹も痛い…ヤバい…頭痛までしてきた…。
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かぜ薬を飲んで宿で1日寝込んだが、熱は上がる一方で歩くのも精一杯。「もしかしてマラリアなんじゃねー!!?」と急に不安になり、保険会社に連絡して病院を探してもらい、急いでトゥクトゥクで向かった。診断結果はマラリアではなかったので一安心。点滴3本と尻に注射を1本ぶちかまし、2日間入院してなんとか生還を果たした。代償として「エローラ」「アジャンター」は行くことができなかった。何のためにはるばるアウランガーバードまで来たんだろう…。でも病気には敵わんよね。また来ればいいさ。
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翌朝、アウランガーバード6時発の列車でムンバイへ。料金は127INR(約180円)、所要7時間だった。写真は世界遺産にも登録されているムンバイのチャトラパティ・シヴァージー・ターミナス駅(略してCST駅)。
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インドではコルカタ以来、久々の大都会。宿は噂通りばか高い。シングルだと最低でも700INR(約1,000円)以上は当たり前。それでいて部屋は汚い。なんとか探しまわってインド門から徒歩5分の「JANATA GUEST HOUSE」という宿へ。料金は1,000INRでWi-Fiも利用可。しかし、ここでもインドの洗礼を受ける。この旅初の南京虫(通称Bed Bag)にやられてしまったのである。かゆーーーーーい!!まさかインド最後の日にこんな目に遭うとは…
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旅の途中で誰かが言ってた。「インドは東南アジアのように、異なる国同士が集まっているようだ」と。インドを旅したから分かるけど、ほんとにその通りだと思う。一言じゃ言い表せないくらい、さまざまな地域や文化、そして人々がそこには存在していた。
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50日間旅したインド。ムカつくインド人もいたけど、それ以上に良き出会いがあり、別れがあった。次来る時は、巡れなかった南インドも訪れてみたい。そしてまたラダックにも。。その日まで、さらばインド!(*写真はムンバイのインド門)

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