March 27, 2012
ウブドはバリの伝統芸能とアートの中心地。町は観光化され、おしゃれなレストランやギャラリーがたくさん建ち並んでいるが、一歩郊外に足を伸ばせば、緑色の田園地帯が一面に広がっている。そんなウブド郊外を自転車で巡ってみた。(*写真はテガラランの棚田)
デンパサールからウブドへ着いた日はまず宿探しから始まった。何軒か王宮周辺の宿をあたってみるが意外と高い。結局、100,000IDR(約900円)でWi-fi&朝食付きのユニス・ハウスという宿に決めた。
チェックインを済ませ、近所のレストランでナシチャンプルーセット(32,000IDR)を頂く。どこも観光地価格で結構お高い。店に飾ってあった一枚の棚田の写真が気になり、どこにあるのか聞いてみると、ウブドから北に6kmほど行った先にあるテガラランという場所らしい。早速、自転車を借りて行ってみることに。
町から数キロ北へ行くと田園地帯が広がる場所に出た。農家のおっちゃんにテガラランの場所を聞いてさらに北へ向かう。
狭い田舎道。どことなく沖縄の雰囲気に似ている。
途中にあったクモの彫刻専門店。テガラランまでは、ずーっとなだらかな坂道を登っていくため、行きはかなりしんどかった。
1時間程でテガラランに到着。美しい棚田の風景に疲れも吹っ飛ぶ。
農作業をする村人。
帰り道、大勢の人々が行進しているところに遭遇。
手を合わせてお祈りをする人々。どうやら葬式のようだった。
町に戻る途中でヒンドゥー寺院のダラム・プリ寺院へ立ち寄る。イスラム教徒が90%を占めるインドネシアの中でも、バリ島だけはヒンドゥー教徒が95%を占める。それ故にバリ島にはヒンドゥー寺院がたくさんある。
町に戻ると、ジャラン・ハノマン沿いに生える木の上で、職人さんがヤシの実を切り落としている最中だった。
ヤシの実を抱えてにっこりの少年。日も暮れてきたので今日のじゃらんじゃらんは終了。
翌朝はモンキーフォレストという森林公園に行ってみた。
この森には名前の通りたくさんのサルが棲んでいる。
人馴れしているようで、近寄っても襲ってきたりしない。
触っても大丈夫みたいなので、自分も試しに尻尾に触れてみようと試みる…
が、サルが急にキレて威嚇してきた ∑(--; 悟空と同じで尻尾は弱点なのか!?
木陰ではたくさんのサルたちが涼しげに休んでいました。
それ、俺のチャリなんですけど…どいてくれませんか?(--;
ウブド市内のジャラン・カジェンを北へ進むと、ここにも広大な田園地帯が広がっていた。
草原地帯を自転車でゆっくり走りながらスバリ村へ。
スバリ村の帰りに立ち寄ったお寺の前では、闘鶏が行われていた。
市内に戻りウブド王宮を訪れる。二日間の自転車の旅を終えて宿に戻る途中、日本語をしゃべるおっちゃんに出会った。話を聞くと、格安で郊外のお寺やキンタマーニ高原へ連れて行ってくれるという。特に予定もないし、キンタマーニという響きが妙に気になってしまい、明日お願いすることにした。
タグ: Animal, Gourmet, Local People, Nature
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