October 11, 2012
イタリアでの最初の旅先は、ファッションと芸術の都ミラノ。当初、ツェルマットからはミラノをスルーしてヴェネツィアに向かうつもりだったが、たまたまミラノのカウチホストが見つかったため、1日だけ滞在させてもらうことにした。(*写真はミラノのシンボルのドゥオーモ)
ミラノまではツェルマットから途中のブリークを経由して所要4時間。料金は86CHF(約7,300円)だった。
ミラノの中央駅に到着後、地下鉄に乗ってカウチホストのお宅へ向かう。
彼が今回のカウチホストのロベルトさん。ミラノ在中のこてこてのイタリア人。彼の家に泊まるカウチサーファーとしては初の日本人ということで歓迎して頂いた感じだ。
きれいなお部屋。ありがたく使わせて頂きます!
着いて早々、昼飯までご馳走になった。
何だっけこの料理?パエリア??とにかく魚介類たくさんでめちゃくちゃうまかったです!
ロベルトさんの愛犬はM字開脚が得意。犬嫌いだったけど最近慣れてきたように思う。
さて腹を満たしたところで、ミラノ市内へ。まず向かったのはイタリア最大のゴシック建築で、ミラノのシンボル的存在の「ドゥオーモ」。1386年に着工されてから500年もの歳月を費やして完成したという巨大な大聖堂だ。
この日は日曜ということもあってドゥオーモのまわりは人だらけ。
ドゥオーモの写真を撮っていると、ミサンガを無理やり巻き付けてきて金を巻き取ろうとする黒人に4回も遭遇した。ここは危険地帯だ、早めに立ち去ろう。
続いて「サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会」へ。この教会には、ある有名な絵画が飾られている。
それは、天才画家レオナルド・ダ・ヴィンチの傑作のひとつ「最後の晩餐」。世界遺産にも登録されている絵画である。
早速「最後の晩餐」を拝見と言いたいところだが、なんと予約制で今日はもう観ることができないという。まじか!
入場は制限付きで15分に1回で25人ずつしか入れない。シーズン中は1ヶ月先まで予約いっぱいということもあるらしい。飛び込みで行っても、とても観れるようなもんじゃないな。
「最後の晩餐」の鑑賞は老後にでもとっておくとして、教会内だけでも見て帰る。
続いて、ガラス天井が美しいアーケード「ガッレリア」へ。1877年に完成したというこのアーケードは、舗道にモザイク模様、天井に絵画が描かれている、まさに芸術品。
アーケードの両脇にはレストランやブランドショップが立ち並んでいて、店のロゴやサインは全て黒とゴールドで統一されている。例えばPRADAはこんな感じ。
GUCCIも
LOUIS VUITTONも
そしてマクドナルドまでも。ハンバーガー1個1,000円くらいしそうだ。
ガッレリア北側のスカラ広場にあるレオナルド・ダ・ヴィンチと4人の弟子の像。
夜になってロベルトさん家に帰ると、なんと晩御飯まで用意してくださった。なんてお優しい方なんだ。グラッツェ!
ミラノはほんのちょっとしか観光してないけど、イタリアの町の雰囲気を味わえたし、歴史的遺産「最後の晩餐」がこの町にあるってことも分かったし、そして親切なイタリア人のおっちゃんの家に泊めてもらうこともできたし、立ち寄って正解だった。さて、次はいよいよ前から行ってみたかった水の都ヴェネツィア。楽しみである。
タグ: Couch Surfing, World Heritage
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