October 12, 2012
100以上の小さな島々の集まりからなる水上都市ヴェネツィア。かつて海上交易で莫大な財を築き、14世紀〜15世紀にかけてはヴェネツィア共和国(通称アドリア海の女王)として栄えた街だ。そんな世界遺産にも登録されている水の都ヴェネツィアを訪れた。(*写真はリアルト橋からの眺め)
ヴェネツィアまではミラノから列車で所要2時間半。料金は35€だった。
駅に到着後、外に出てみると、目の前はもう水の都といわんばかりの景色が広がっていた。
早速、ヴァポレットと呼ばれる水上バスに乗って本日の宿へ向かう。
ヴェネツィアの宿は「OSTELLO VENEZIA」というユースホステル。ヴェネツィアの南にあるジューデッカ島に位置し、サン・マルコ広場までヴァポレットで5分という好立地。部屋はドミトリーで一泊17€、Wi-Fiも使え、夕食も安かった。
宿の前にいたカモメさん。
さて、チェックインも終えたので、とりあえずサン・マルコ広場へ向かってみる。
ヴァポレットの乗船料金は1回券が7€。何度も利用すると思い、駅で48時間チケット(30€)を購入したのだが、ヴェネツィアを去る時まで一度もチェックされなかった。買った意味あったのか? 30€も払ったんだからさ…もうちょっとこう…ねぇ
ヴァポレットに乗り込み、サン・マルコ広場へ。
途中のサン・ジョルジョ・マッジョーレ島を経由し、船は本島へ。
ヴェネツィアにはたくさんの教会や寺院が建っている。奥に見える大きな建物は「サンタ・マリア・デッラ・サルーテ教会」。
本島、サン・マルコ駅に到着。
大勢の人で賑わう本島。
「溜め息橋」から見たヴェネツィア名物ゴンドラ。
ヴェネツィア共和国総督の居城として使われた「ドゥカーレ宮殿」。その奥に建つのは「サン・マルコ寺院」。エジプトのアレキサンドリアから運ばれた聖マルコの遺体を収めるために、9世紀に建てられた寺院らしい。
サン・マルコ広場にそびえ立つ鐘楼。高さは96.8mもある。ここのてっぺんから街を一望できるらしいが、大行列に並ぶのは嫌なのでパス。
ヴェネツィアの町は迷路のように道が入り組んでいる。
町を歩いていると、たくさんの仮面屋さんを見かける。
これらはヴェネツィアで毎年1月から2月にかけて開かれるカーニバルの仮面だ。
いろんな仮面があって面白い。
町中は仮面だらけだ。
狭い水路を行くゴンドラ。
ヴェネツィアのシンボルで「白い巨像」と呼ばれるリアルト橋。
リアルト橋から見たヴェネツィアの街並み。こんな場所に家建てちゃって、水位が上昇したら大変だろうに。
ゴンドラの漕ぎ手、ゴンドリエーリ。
大きな通りから、一歩小さな路地に入ると静かな町の風景が見える。
ヴェネツィアは地図を見ずに、ただ気の向くままに歩くのがハンパなく楽しい。たとえ道に迷っても、至る所にシンボルの寺院や教会があったりするから安心だ。町には車も通らないし、町全体が歩行者天国ってのはこんなに心地良いもんかと改めて思わされた。2日間の滞在だったが、全然足りないくらい興味の尽きない町だった。もっといてもよかったかな。この町には是非ともまた訪れてみたい。
タグ: Accommodation, World Heritage
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