October 14, 2012
ローマの次に向かったのは、斜塔で有名なピサ。かつて地中海の海洋都市国家として栄えていた12世紀に建てられたというこの鐘楼は、今ではピサのシンボル的存在となっている。そんなイタリアを代表する奇形遺産「ピサの斜塔」を訪れた。
ピサまではローマから列車で所要4時間、料金は21.35€だった。
ピサ中央駅に到着後、歩いて宿へ。
ピサでは駅から徒歩5分の「HOSTEL PISA」というホステルに宿泊。3人部屋ドミトリー(Wi-Fi有り)で一泊16€だった。
チェックインを終えて早速、斜塔のあるドゥオーモ広場まで歩いて向かう。
ドゥオーモ広場までは駅前から徒歩25分ほど。む、見えた!傾いてる!
でーん!でました。これがかの有名な「ピサの斜塔」。ほんとに傾いてんだなー。
この斜塔(鐘楼)は1173年に着工され、200年もの歳月をかけて完成した。工事が長引いた原因は、地盤沈下による塔の傾き。このため、当初100m以上の高さが予定されていたが、半分の55mで完成を余儀なくされたという。
下から見上げてみると、まるでカリン塔みたいだ。
斜塔の脇に建つのは「ドゥオーモ」。ピサ・ロマネスク様式の最高傑作。上から眺めると十字架の形になっているらしい。
ピサは、かの天才ガリレオ・ガリレイが生まれた町でもある。彼は、このドゥオーモの天井から吊り下げられたランプが揺れ動くのを見て「振り子の原理」を発見したという。
ドゥオーモの手前に建つこちらの建物は「洗礼堂」。全体は白い大理石で覆われており、建物の下側がロマネスク様式、上側はゴシック様式という珍しい建物である。
ドゥオーモ周辺では、妙なポーズで写真撮影をする観光客であふれている。
さて、彼女らはなぜこのようなポーズをしているのかお分かりでしょうか?
正解はこれ。斜塔を支えているように見せかけての写真撮影だ。なるほどね。
斜塔よりも、むしろ写真撮影をしている人たちを観察している方が面白い。
はしゃぎ過ぎ。
ピサの斜塔は想像してたよりも傾いていて、倒れるんじゃないかと心配してしまうほどだった。予約すれば塔の上に登れることもできたみたいだが、間近で見ることができただけでも十分に満足した。これはイタリアだけじゃなく世界を代表する奇形遺産だね。いや〜ローマなんかよりよっぽど面白かった。
タグ: Accommodation, World Heritage
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