May 22, 2012
トレッキング3日目は、最終目的地であるタトパニ(1,189m)を目指す。その前に、早朝、ダウラギリとアンナプルナの峰々が見渡せる丘、プーンヒル(3,210m)へと向かった。(*写真はプーンヒルから望んだ朝日)
早朝4時半、真っ暗の中、宿を出発。上り坂をひたすら歩き続け、45分程で頂上に到着。朝からハードな道のりだった。
プーンヒルの展望台には続々と日の出を待つトレッカーたちが集結。
頂上にあるチャイ屋さん。なんと一杯100NPR(約100円)!地上での相場が10NPR(約10円)と考えると高すぎる…でも寒いから飲んじゃう!
午前5時半過ぎ、マチャプチャレの後ろから朝日が顔を出す。
ダウラギリの峰々にも朝日が差し込む。
標高8,172mのダウラギリ。
エベレストのベースキャンプも良かったけど、ここから見渡すヒマラヤも最高だった。
宿に戻り、朝食を済ませてタトパニへ向けて出発。優しかった宿のおばちゃん、ありがとな〜
タトパニまでは基本的に下り道。昨日よりかは全然楽な道のりだ。
途中から、ゴレパニの宿で仲良くなった陽気なイスラエル人のイタマが合流。3人で一緒にタトパニを目指す。
目の前に広がるダウラギリ連峰を眺めながら一行は歩き続ける。
行水中の水牛さん。
ゴレパニから3時間でシーカー村に到着。ここのACAPでパーミットチェックを受ける。
シーカー村にいた親子。
シーカーから1時間弱でガラに到着。
茶屋で小休憩。タトパニまであと2時間!
ガラの村にいた親子。
小麦の束を叩き続ける農家の人。
村を歩いている途中、怪しげなおっちゃんが声を掛けてきて、ポケットから何やら袋を取り出してきた。
む…まさかこれは??!
袋の中身を確認し、意気投合するイタマとおっちゃん。まぁおそらく例のものだろう…
というか、この村の道端には普通にガンジャ(大麻)が自生している。周りの村人たちはみんな様子が変で、キマっているように見えた。我々はこの村を「ガンジャ・ビレッジ」と名付けることにした。
さて、タトパニへ向けて再び出発。ん?ちょっと!何かかばんに刺さってるって!w(--;
ドゥルビンダーラから望んだ棚田。
ドゥルビンダーラの茶屋にいた子供。
カリ・ガンダキまでの急斜面を下り終えると、フェディに到着。大きな吊り橋を渡るといよいよタトパニへ。
ここまで来れば、タトパニは目と鼻の先。
この辺りの道端にもガンジャは自生し放題。
ゴレパニから約6時間半でタトパニに到着。
この日の寝床はNAMASTE LODGEという宿。
イタマの交渉のおかげで、晩飯はこの宿で食べるという条件付きで部屋代を無料にしてもらった。
昼飯を食べた後、3人でタトパニ名物の温泉へ。ネパール語でタトは「熱い」、パニは「水」という意味。つまりタトパニは温泉を表す地名なのだ。
最高の至福の時。この温泉に浸かるためにトレッキングをやってきたと言っても過言ではない。おかげで一気に疲れが吹っ飛んだ。しかしまぁこの3日間で約40km近くも歩いたなんて信じられん!正直トレッキングをなめてた。こんなにハードなもんだったとはね。けど辛かった反面、美しい景色や温泉を楽しむことができてほんと良い経験ができた。トレッキング最高!でも当分やらなくていいや…(´ー`;)
タグ: Local People, Nature
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