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最悪の一日

May 24, 2012

トレッキング最終日。この日はタトパニから出ているローカルバスに乗ってポカラに帰還する。今宵はのんびりポカラでトレッキングの疲れを癒そうと思っていたが、そんな思いとは逆に過酷な一日が待っていた。(*写真はルンビニの朝日)
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朝、タトパニのバスターミナルへ向かうが、昨晩降った豪雨のせいで土砂が崩れて道が通行止め。まじかー!修復に何時間かかるんだこれ…(--;
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と、思いきや土砂崩れでせき止められた道路の向こう側にバスを発見。なんだノープロブレムじゃんか。
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バスはとりあえずベニという町まで約2時間で到着。料金は200NPR(約200円)だった。
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ここからポカラ行きのバスに乗り換える。料金は220NPR(約220円)。
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ベニから約4時間でポカラに到着。いつもの宿にチェックインして休憩していると、宿の主人から衝撃的なニュースが!明日からまたストライキが始まり、交通機関がストップするらしいのだ。戻ってきたとたんまたこれかよ!w(--;
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またいつまで足止めを喰らうか分からないので、今晩発のルンビニ行きの夜行バスチケット(800NPR)を高額ながらなんとか入手し、宿泊をキャンセル。相方のカズヤ氏もカトマンズ行きの夜行バスチケットを無事ゲットし、ポカラ最後の晩餐をピザとビールで締めくくる。成都から約1ヶ月近く一緒に旅したカズヤ氏とも別れ、久々の一人旅が始まった。
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バスは通路にも乗客を押し込め、満員状態のまま夜7時半にポカラを出発。悪路を走り続け、深夜0時を過ぎた頃、最悪の事態が発生した。バスに酔った乗客が、通路に置いていた俺のバックパックに思いっきりゲロを吐き散らしたのだ。これにはまじでまいった…(--; そして深夜2時半頃、ルンビニの玄関口バイラワに到着。朝になるまで待合室で、異臭のするバックパックと共に待つことに。写真はバイラワの中心にあるブッダの像。
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朝5時半、ようやく明るくなってきたので行動開始。歩いてルンビニ行きのバスターミナルまで行くが、ストライキでバスがないと言われる…しまった!ルンビニまでは22km。歩いて行けないこともないが、できれば安く楽に行きたい。動ける交通機関はリキシャのみ。なんとか安く行けるよう値段交渉するが、800NPR(約800円)よりなかなか下がらない。
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困ったな〜と嘆いていると、近くにいたネパール人のおっちゃんたちが一緒に値段交渉を手伝ってくれた。なんとか600NPR(約600円)まで下がろうとしていたちょうどその時、一台のバスが通りかかった。
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おっちゃんたちがバスを止めてドライバーに話を聞くと、なんとこのバスはなんちゃら大学の専用車でこれからルンビニに修学旅行に行く途中なんだと。しかも自分をルンビニまでタダで乗せてってくれるとな。まじでー??なんたる幸運!おっちゃんたち、こんなゲロ臭い日本人のためにルンビニ行くの手伝ってくれてありがとな〜!
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30分後、無事ルンビニに到着。ストに巻き込まれたり、ゲロを吐かれたり、最悪な一日だったが、最後に地元の人の厚意に恵まれてほんと助かった。神は私を見捨てなかった(-人-)

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