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ルンビニ脱出大作戦!

May 27, 2012

ルンビニ滞在3日目。依然ストは解除されず、チトワンへの道は断たれたまま。そんなとき、町角で同じように困っている日本人のパッカー3人組と知り合い、一緒にルンビニを脱出する計画を実行した。(*写真はリキシャの兄ちゃん)
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ビザの残り期限を考え、チトワン行きはもう諦めることにした。ルンビニにある旅行会社の情報によると、バイラワかその先のブトワルという町まで行けば夜行バスが90%の確率で動いているというので、早速リキシャ2台(1台700NPR)で22km先のバイラワへ行くことにした。
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出発して20分、一台のリキシャの運転手(手前の赤シャツ)がこれ以上漕げないと言い出す。サドルとペダルがぶっ壊れて外れたのだと。そりゃ漕げんわ。ってか運転手なら自分のリキシャくらい整備しとけっつーの!(--; 
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結局コイツはリキシャを修理する気もこれ以上漕ぐ気もないようなので、金は一銭も払わずに、もう一台のリキシャに荷物を預けて歩いてバイラワへ向かうことにした。
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途中で流しのリキシャを拾い、なんとかバイラワに到着。ルンビニ出発から4時間近くもかかった。歩いた方が早かったかも。バスターミナルでカトマンズ行きのチケットを無事ゲットし、出発の20時まで飯を食ったりして時間つぶし。
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19時半になり、ターミナルへ行ってみるとバスがまだ来ていないといわれる。1時間程してようやくバスが到着し、乗り込んで待っていると、今度は別のバスに移動しろと促される。仕方なく移動し、バスの上に登って乗客全員の荷物移動を手伝い終え、バスの上から降りる時に悲劇は起きた。後部にある梯子から地上へ飛び降りた際、思いの外高さがあり、右足のかかとを地面に強打してしまったのだ。周りが暗かったせいもあって着地のタイミングを誤ってしまった。歩くと激痛が走るから多分ヒビが入ったのだろう。いや、まいったね…(--;
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災難はまだ続く。痛みに耐えながらバスに乗って待つが、一向に出発する気配がない。外が騒がしくなってきたので何事かと思ってバスを出てみると、今日はやっぱりストでバスを出せないという。何ぃーーーーっ!! 3時間以上も待たせておいて今更行けませんだと?!!ふざけるな!(--; 結局、カトマンズ行きのバス5台は全て欠航。今夜はバスターミナル近くの安宿に泊まることとなった。
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翌朝、バイラワからのバスは諦め、最後の希望であるブトワルにリキシャで向かうことにした。リキシャは1台500NPR+昼飯代で交渉成立。兄ちゃん超特急で頼むで〜!
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ブトワルには2時間程で到着。着いてすぐにバスターミナルのおっちゃんからポカラ行きのバス(350NPR)が13時に発車すると聞いてびっくり。ストなのに昼バスが出てるー!カトマンズじゃないにしても、ポカラまで行ければ上出来だ。
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バスは1時間程遅れてブトワルを出発。悪路を走り続けポカラに着いたのは夜の10時。カトマンズ行きのバスはストで当分出てないし、しばらくはポカラで足を療養することにした。現在療養9日目。近所の食堂や雑貨屋さんでネパール語で雑談するのが日課となりつつあります。

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