June 03, 2012
ネパール南部に位置するチトワン国立公園は世界自然遺産に登録されている自然保護区。公園内のジャングルには、インドサイやベンガルトラ、ヒョウ、クロコダイル等の絶滅危惧種が生息しており、野鳥の種類は500種類以上といわれている。そんな動物たちの楽園チトワンを2日間かけて巡った。(*写真はエレファント・サファリ)
バスは朝7時半にポカラを出発、チトワンには12時過ぎに到着した。チトワンへはツアーで行った方が安上がりだと聞いたので、ポカラの宿で2泊3日のツアーを予約。交通費、宿泊費、食費、国立公園入園料、アクティビティなど全て込みで6,000NPR(約5,400円)だった。
チトワンでの宿は、療養してたポカラの宿のオーナーの弟さんが経営してるとこ。兄貴と顔がくりそつだった。
宿に到着して間もなく、馬車に乗ってタルー族の村へ。
タルー族とはネパール南部のタライ地方に住む先住民族で千年以上も孤立してきた最古の民族らしい。
裸で過ごす村の子ども。ルンビニ同様、暑っい暑い。
続いて向かったのはエレファント・ブリーディング・センターと呼ばれるゾウの飼育小屋。
園内をうろちょろ自由に駆け回る子ゾウ。可愛かったな。
柵から出て来てファンサービスも。飼育員に怒られてたけどね(´ー`;)
飼育小屋を後にし宿へ戻る途中、川を渡る水牛たちに遭遇。
晩飯を食った後、タルー族の民族舞踊を観に近所のホテルへ。リズムに合わせてお互いの竹刀を打ち合いながら踊る狂うのがタルー族のダンスみたい。最後はファイヤーダンスで締めくくり。45分程のショーだったが見応え十分だった。こうして初日の日程は終了した。
チトワンツアー2日目は朝からカヌーで川下り。
出発して間もなく岸辺でクロコダイルを発見。この調子でたくさんの野生ワニを見れるのか!?と思って期待していたが、今は産卵時期のため、ほとんどのワニが水中で過ごし、地上に姿を現さないという。完全にオフシーズンじゃん。どおりで観光客が少ないわけだ(--;
しばらくしてようやく2匹目のクロコダイルを発見。頭だけしか見えなかったが、ガイド曰く相当な大物だという。カヌーごと襲って来たりしないのかね?
運良く朝風呂中のインドサイを発見。やっぱ間近で見ると迫力ありますな。
こちらはコウノトリの仲間。この他にも鳥類はたくさん見かけた。
川下りを終えると、今度はジャングル・ウォーク。ベンガルトラに会えるかもと、期待に胸を膨らませながらいざ出発。
ガイドがサイの足跡を発見。これは期待できそう。
ジャングルの中でよく見かけた赤いカミキリムシ(もしくはカメムシ?)の仲間。交尾中かね。
木の幹なんかには気持ち悪い程たくさんいます…(´ー`;)
展望台から望むも、数頭の子鹿しか発見できず。1時間程ジャングルの中を歩き回ったが、結局収穫はこれだけだった(--;
ジャングルを抜けるとゾウたちが川で水浴びの最中。欧米人が鼻シャワーを喰らっていた。
気持ち良さそうなので自分も体験してみることに。ゾウさんよろしく。
容赦なく顔面に水を浴びせられる。息できないってば…(´ー`;)
宿に戻って休憩した後、夕方エレファント・サファリへ。
再びゾウに乗り、国立公園内のジャングルを約2時間巡る。今度こそサイやトラが見れるのか?
早速、大きなシカを発見。これは他の野生動物も期待できそうだ。
今度は野生のクジャクを発見。
またシカだ。1時間が経過するが何処行ってもシカばかりで、一向に他の動物が現れない。
結局、2時間歩き回ってもサイすら見ることができず。期待とは裏腹にシカしか撮れなかったという失態。撮れ高が少なくてすみません…(--;
以上で2日目の日程は終了。翌日はジャングルでバードウォッチングをした後、バスでカトマンズへ向けて出発した。ガイド曰くチトワンに限らずネパールは6月〜8月はオフシーズンだそうな。もっと早めに行っとけばたくさんの動物が見れたのかも? それもこれも全部あの忌まわしいストライキのせいだな。いや、まいったね(--;
タグ: Animal, Nature, World Heritage
© 2024 珍夜特急 All rights reserved.
Leave a Comment