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美の都パタン

June 06, 2012

カトマンズに戻り早4日目。居心地が良過ぎてなかなか動けずにいる。先月取得したインドビザは既に1ヶ月分消費してるし、そろそろネパールを脱出しようと思う。というわけでネパール最後となる昨日は、隣町の古都パタンを巡ってみた。(*写真はパタンのダルバール広場)
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パタンへは、ポカラ滞在中に知り合ったネパール人のおっちゃんサロージさんにバイクで連れて行ってもらった。
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まず最初に向かったのはマハボーダ寺院。インドのブッダガヤに触発された建築職人が親子三代にわたり16世紀に建てたという。
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仏塔に彫り込まれている仏像は9,000体ともいわれている。
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続いてRUDRAVERNA MAHAVIHARという僧院へ。
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この僧院はその昔、パタンを行き交う行商人たちの宿として使われていたという。
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神々や動物たちの銅像は左右対称に並んでいる。右側が雄、左側が雌らしい。
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サルの仏像。
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ヤギ?
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スワヤンブナートにもあった神の武器ヴァジュラ。
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僧院を後にし、ダルバール広場へ向かう途中またまた偽セブン発見。しかもモバイルショップになってる始末。
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パタンのダルバール広場は、バクタプル、カトマンズに続き最小の規模らしい。サロージさんから入場料500NPR払うなんてもったいないと言われ、近くのレストランの屋上から広場を眺めるだけにとどめた。3年半前に訪れた時はもっと安かったはずなんだがね。
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広場の周りでは、地元学生たちが環境問題に関する運動でデモ行進を行なっていた。
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続いて、パタンのお祭りで使われる山車を見に行く。
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この山車は毎年4月から5月頃、約1ヶ月間かけてダルバール広場の周りを一周するという。
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既に要無しで道の端っこに打ち捨てられているように感じたが、熱心な信者たちがたくさんお祈りをしに訪れていた。
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最後に向かったのは、チベット難民キャンプと呼ばれるチベットから亡命してきた人たちの住むエリア。パタンは「美の都」や「職人の町」と呼ばれ、寺院の装飾画やタンカ絵を描く職人さんが多いことで有名だが、このチベタンエリアにもそういった職人さんたちが多く住んでいる。
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ある一軒のお宅にお邪魔させてもらうと、チベタンのおじいちゃんがタンカ絵に使う絵の具を調合している最中だった。
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おじいちゃんは昔、日本でタンカ絵の描き方実演を行なったみたいだ。じっちゃん若い!
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出来上がりが気になるところだが、実際に絵師さんがタンカを描くところを見ることができた。おじいちゃんトゥジェチェ!
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パタン観光を終えてカトマンズへ戻る。市内の信号機は日本から頂いたものらしいが、停電が多いため全く使われてないという。ハリボテか(--;
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昼飯はサロージさん行きつけの食堂で。昔日本で働いていたというサロージ氏(写真中央)。ネパールの日本語弁論大会で優勝経験を持つこともあって日本語ペラペラでした。
さて、長かったネパールの旅を終えて今日は国境の町カーカルビッタへ向けて移動します。

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