September 28, 2012
ブダペストの次に向かったのは、隣国スロヴァキアの首都ブラチスラヴァ。16〜19世紀まではハンガリー王国の首都として栄えた歴史があり、今でも旧市街の町並みは美しいまま保存されているという。そんな古きよき町ブラチスラヴァを訪れた。(*写真はブラチスラヴァ城)
ブラチスラヴァまでは、ブダペストから列車で約4時間。料金は4,985HUF(約1,750円)だった。
ブラチスラヴァの駅に到着後、歩いて宿へ。
宿はブラチスラヴァ城からも旧市街からも徒歩3分圏内の「Art Hostel Taurus」というユースホステル。4人部屋ドミトリー(朝食付、Wi-Fi有)で一泊15€だった。
チェックインを済ませ、早速、旧市街の町歩きへ。
まず向かったのは「聖マルティン大聖堂」。ここはハンガリー王国の時代、歴代の国王や王妃たちの戴冠式が行なわれた場所。そのなかにはかのマリア・テレジアも含まれるという。
聖マルティン大聖堂から道なりに歩いて行くと、大きな塔門「ミハエル門」が遠くに見えた。
かつて城壁都市だったブラチスラヴァの街。その城壁に設けられた門のうち、現在まで取り残されているのはこのミハエル門のみだという。
ちなみに、この門の真下には世界の各都市の方位と距離が書かれたコンパスのようなものがある。
ここから東京までは9142km。えらい遠くまで来たもんだ。
続いて旧市街の中心にあるフラヴネー広場へ。
広場に建つ赤い屋根の建物は旧市庁舎。
この建物の横には日本大使館がある。懐かしき我が祖国よ。
広場にはユーモア溢れる銅像があちこちにある。ちなみに彼は、かつてブラチスラヴァを侵攻しにきたナポレオンさん。
続いて「ブラチスラヴァ城」へ。このお城は四角い建物の四隅にそれぞれ塔がある独特な外観から「ひっくり返したテーブル」などと呼ばれているらしい。
お城から見たブラチスラヴァの旧市街の街並み。
そして今日も日が暮れる。
夜、町を歩いていたら、隠し撮りをしている変な人を発見。
と思ったら銅像だった。
肌が冷たかったですが、楽しそうなおじさんともお会いできました。
ブラチスラヴァはたった半日の観光だったが、古いヨーロッパの町の雰囲気を十分に味わうことができた。ブダペストや、このあと向かったウィーンは町全体が広すぎて歩くのがしんどいが、この町はこじんまりとしていて歩いてまわっても半日もかからないくらい。町歩きはこのくらいがちょうどいい。
翌日は、バスで隣国オーストリアの首都ウィーンへと向かった。
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