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ヨロレイヒ〜

October 08, 2012

ドイツでの旅を終えて、次に向かったのはスイスのベルン。首都でありながら全く近代的じゃない、古い街並みで形成されている世界遺産の町だ。(*写真はベルンの旧市街)
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ベルンまではマンハイムから列車で3時間半。料金は89.4€だった。
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ベルン駅に到着。ここから歩いてカウチホストのお宅へ向かう。
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今回のカウチホストは、ベルン在中のスイス人、クリストファー。彼はこの日、出張でチューリッヒに行っているため、部屋の鍵をポストに預けて置いてくれた。まだ会ったこともないのにどんだけ信用されてんだ? 家には難なく着いたが、部屋に入るときは泥棒に間違われないかとドキドキ。あら、なかなかいい部屋じゃないっすか。
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バックパックを置いて早速、町へ繰り出す。連邦議会議事堂では、ちょうど何かの式典の真っ最中だった。
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風になびくスイスの国旗。
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ベルンの町は、首都とは思えないくらい近代的なビルもなく、むしろのどかな雰囲気が漂う。
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アーレ川に架かるニーデック橋。
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世界遺産にも登録されている旧市街は、古いヨーロッパの街並みでお馴染みの石畳の道路だ。
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町を歩いていると、ベルンはまるで中国の占領下にでもなったかと思うくらい、中国人観光客の団体様が多く目立つ。静かに町歩きをしたいのに…ちょっとテンション下がるよね。
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ベルンには入場無料のクマ園がある。入口にあるクマとブタの人形は子供たちに大人気。
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園内には全部で6、7頭の大きなクマがいる。ベルンのシンボルになっているだけあって、ずっと見ていると意外と可愛らしい。
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この町に名前がなかった頃、最初に捕らえた獲物の名前を町名にしようということになった。その最初の獲物がベーレンBären(クマ)だったことから「ベルン」という町の名前がついたそうな。なかなか面白い話だ。
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旧市街のクラム通りには「EINSTEIN HAUS」と呼ばれる、アインシュタインが生前に住んでいた家が残されている。
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現在はカフェとして利用されているようだ。ちなみに1905年は、光電効果の理論、ブラウン運動の理論、そして特殊相対性理論が発表された「奇跡の年」と呼ばれる年で、アインシュタインがこの家に住んでいたときに発表されたものらしい。
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市内の北にはバラ園があり、ここから旧市街を一望することができる。メインロードを挟んで赤茶色の屋根の家がぎっしりと並んでいる。まるでおもちゃの家みたい。
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町では路上チェスをしている人たちも見かけた。楽しそう。
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翌日は、ベルン郊外にあるチーズのふるさと、エメンタール地方へ足を延ばしてみる。まずは、ベルンから列車でハスレ・リュクサウ駅へ。
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駅に到着後、471番のバスに乗り換えてアフォルテン・ドルフで降車。
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ベルンから約1時間でアフォルテン村のチーズ工場に到着。
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この工場では、チーズの製造過程を生で見学することができる。
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この工場で作っているのは「エメンタールチーズ」と呼ばれるチーズ。トムとジェリーでお馴染みの穴あきチーズだ。
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直径1m、重さ100kgもある巨体なチーズを、ミニクレーンを使って裏返す女性。
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地下にあるチーズ熟成室。少し経って、中国人観光客がどっと押し寄せ騒ぎ始めた。ここでもか…もう少し静かに見学できないもんかね?
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せっかくスイスまで来たことだし、チーズフォンデュでも頂こうかと思ったら25CHF(約2,100円)もする。高すぎるので、7.5CHF(約630円)のチーズスープで我慢するが、塩辛過ぎて口に合わなかった。
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帰りのバスを待つ間、工場のまわりの牧草地帯を散歩してみる。今日はハイジとペーターはいないようだ。
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工場裏の民家で飼われている羊たち。通りかかっただけなのに近くにみんな集まって来た。
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牛。
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牛だ。
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牛ですね。
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夕方、カウチに戻るとクリス(27歳)とご対面。チューリッヒでイベント関連の仕事を終え、先程ベルンに戻ってきたようだ。
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彼は、日本の文化に興味があり、少しだけだが日本語を話すこともできる。3年前に京都を旅したことがあるようだが、日本食は肉を使った料理が多くて嫌いだと言っていた。そう、彼はベジタリアンだった。
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この日は、夕食に手作りのリゾットをご馳走になった。物価が馬鹿高いスイスではありがたいことだ。ベルンには2日間滞在。旧市街だけなら1日で十分に見て回れる小さくて可愛らしい街だった。そして翌朝、2日間カウチでお世話になったクリスに礼を言い、マッターホルンで有名な町ツェルマットへと旅立った。

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