April 26, 2012
チベット到着の翌日は、ラサの中で最も聖なる寺院ジョカンと、セラ・ゴンパを訪れた。(*写真はジョカン屋上からの眺め)
ラサ市内はやたら白い建物が目立つ。ジョカンはラサの中心にあり、宿から歩いて15分ほど。
バルコル(八角街)の周りはサン(香草)の煙が立ち込める。
ジョカン前では、巡礼者たちが全身を投げ出してお祈りする五体投地を行なっている真っ最中。
ジョカン周辺をうろつく人民解放軍。軍人の撮影は禁止とガイドから言われているが、そう言われると撮りたくなる。
ジョカンの中庭。かつて、ここで開かれるオペラダンスを、ダライ・ラマ法王が2階の窓から観賞していたという。
ジョカンは7世紀に建てられたといわれている。建てる場所がもともと湖だったため、埋め立てる必要があり、その土を北方からヤギによって運ばせたことから、ラサは、ラ(=ヤギ)のサ(=土地・場所)と呼ばれるようになったとか。
ジョカンの屋上からは、ポタラ宮が見えた。
屋上の小部屋で休んでいたお坊さんとチベット語で少し会話。タシデレ〜(こんにちは)
マニ車を回す巡礼者たち。
昼飯はガイドおすすめのチベタンレストランTASHI RESTAURANT1へ。
チベタン料理のシャムデ(ヤク肉のカレー)を頂く。ヤク肉はワイルドな味でうまかったが、スープはまるでカップヌードルのカレー味にそっくりだった。
昼からはラサ近郊にあるセラ•ゴンパを訪れた。
学堂の前の庭園では、僧侶たちが問答修行をしている最中だった。
問答修行とは、僧侶同士が質問を出し合い、それに対して論理的に答えを出し合うという修行らしい。出した答えに対して反論する際に手をパチンと叩く僧侶の姿が印象的だった。
参拝の途中、鼻の頭に黒いものを塗っている子供たちを何人か見かけた。
どうやらご利益のあるものらしく、礼拝堂で僧侶から祝福を受けた後、鼻に墨を塗られるらしい。僕らも巡礼者の行列に並び、僧侶にお布施を渡して塗ってもらった。
礼拝堂内の仏像。未来のブッダや過去のブッダなど、たくさんの仏像が立ち並ぶ。
11個の頭と千本の腕を持つ千手観音の仏像。
僧侶たちが問答修行をしていた中庭に戻ると、大勢の僧侶たちが高層を囲むようにして座っていた。
今日は特別な日のようで、高僧が説法を説いている最中だった。
そして、この日の寺巡りは終了。高山病の下痢はほぼ治まったが、今度は飲酒をしたメンバーが頭痛でダウン。やはり高地に来てすぐのアルコール接種は危険なようだ。
タグ: Gourmet, Local People, World Heritage
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