May 03, 2012
チベット滞在7日目。長いようで短かったチベットの旅も残りあと1日となってしまった。エベレストの余韻に浸りながらベースキャンプを後にし、国境の町ダムへ向けて出発した。
ダムへ向かう途中、オールドティンリーで昼食。町は北斗の拳の世紀末的な寂れ具合。
昼食を終え、再び走ること数時間、トン・ラ(5,050m)で休憩。
ここからヒマラヤ山脈の大パノラマを見渡すことができる。
土産物屋になぜかヤギの頭蓋骨。不気味だ。
いくつかの検問を通り過ぎ、夕方ごろ国境の町ダムに到着。標高は2,350m。今日一日で一気に3,000mも下りてきた計算になる。急な気圧の変化でペットボトルはべこべこに凹んでいた。
宿はユースホステル。3人部屋(150元)しか空いてなく、無理矢理4人で泊まることに。チベット最後の晩餐は、もちろんヤクのステーキを頂いた。
翌朝、国境ゲートへ向けて出発。約1週間お世話になったガイドののんちゃんとドライバーさんとはここでお別れ。トゥジェチェ!(ありがとな〜!)
チベット側のイミグレを終えた後、ネパール側の国境コダリでアライバルビザ(30日間)を取得。料金はネパールルピーだと4,000NPR(約4,000円)なのに対し、USドルだと40US$(約3,200円)だった。もちろんUSドルで支払った。コダリからカトマンズまではジープで移動。ベルギー人のカップルとシェアして一人当たり900NPR(約900円)で交渉成立。
カトマンズへ向けて走ること1時間。世界で3番目に高いというバンジージャンプ場で小休憩。
いや〜これは高いっしょ
挑戦者現わる。しかし顔は真っ青で落ち着かない様子。なんで飛ぼうと思った?(--;
数10分後、大きな叫び声と共にダイブ。俺には絶対無理だ…
再び数時間走り、昼食タイム。久々に本場のダルバートを頂く。基本的におかわり自由なのがネパール流。めっさ美味かった。
コダリ出発から約6時間。バックパッカーの聖地カトマンズのタメル地区に到着。成都からずっと一緒だった旅仲間たちともここでお別れ。またいつか世界のどこかで会おうな〜!
みんなと別れ、約3週間ぶりの一人旅が始まった。カトマンズの宿は知り合いの方に紹介してもらったHOTEL SILVER HOME。シングル一泊400NPR(約400円)だった。スタッフは日本語が堪能。
カトマンズに着いてまず最初にしたかったのが本屋巡り。看板に「日本語の古本2万冊あります」と書かれた古書店で、地球の歩き方数冊を発見。
念願のインドの歩き方をゲット! 1,200NPRのところを値切って1,000NPR(約1,000円)にしてもらった。古書にしては高いけど必要だからしょうがない。なぜか無料で「日本人への警告」という本をくれた。要らないから歩き方を安くしてくれ。
晩飯はお気に入りの店ギリンチェで、タントゥクとバフ(水牛)のモモを頂く。3年半ぶりに食べたが相変わらずの美味さだった。
タグ: Accommodation, Gourmet, National Border
© 2024 珍夜特急 All rights reserved.
Leave a Comment