喧騒のホーチミン

February 17, 2012

ホーチミン（旧サイゴン）には朝7時半に到着した。これまで通ったベトナムの町に比べるとバイクの交通量がハンパない。全くやかましい町に来たもんだ。

バスは市内中心部で降ろしてくれたので、安宿が多いデタム通りまで歩いて行けた。デタム通り沿いにある日本人スタッフ在中のTNKトラベルのお兄さんに聞いたところ、ここいらで最安と思われる宿があるというので行ってみる。通りから少し入ったところにあるLe Hong Hotelというシングル8US$の宿だ。部屋は奇麗だし設備も十分（ホットシャワー、扇風機、Wi-fi完備）だったのでここに泊まることにした。

チェックインを済ませ町へ出かけようとすると宿のおばちゃんが、かばんをたすきがけにして前向きにして歩きなさいよ、と注意してくれた。そう、ホーチミンは世界有数のひったくり遭遇率が高い町。おばちゃんの言うことを肝に銘じながら恐る恐る歩いてベンタイン市場へ。

市場には何でもある。衣類もありゃ、日用品だって、食いもんだって。水産物のコーナーではカニがきれいに整頓されているのが印象的だった。

続いてサイゴン大教会へ。教会内は外の喧騒とは違って静かで落ち着きます。

教会前の広場では結婚式の写真撮影を行っている最中だった。ちょうど近くにいた日本語ガイドのツアーコンダクターが「皆さんもご自由に彼らの写真を撮ってもらってかまいませんよー」と言っていた。誰の許可でそんなことを言っているのか知らんが、日本人ツアー客に混じって写真を撮りまくった。

続いて、教会の隣にある中央郵便局へ。フランス統治時代に建てられたもので、ベトナムっぽさを感じさせない美しい郵便局だ。中には観光客が多く、ちょっとした観光スポットとなっているようだった。

町を歩いているとハノイの町を思い出した。都会だからなのだろうか、ハノイとどこかしら町の内容が被って見える。ホーチミンには悪いが、だんだん町歩きが飽きてきた（－－；
＊写真は人民委員会とホー・チ・ミンさんの銅像

ホーチミンには2日滞在の後、カンボジアへ向けて出国する予定なので、とりあえず早めに19日発のプノンペン行きの国際バス（10US$）をシンカフェで予約することにした。それと、もう一カ所行ってみたいところがあった。以前、旅猿で紹介していたメコン川のジャングルクルーズだ。同じくシンカフェで問い合わせてみると、1泊2日のメコンデルタツアー（49US$）というのを紹介された。内容は1日目メコンデルタのチャウドックという町まで行き一泊、2日目にプノンペンへ抜けるという一石二鳥のツアー。ただ、旅猿のようなジャングルクルーズは含まれていないということだった。

シンカフェのツアーは諦め、さっき安宿を紹介してもらったTNKトラベルに行ってみると、ジャングルクルーズ込みのメコンデルタ日帰りツアーというのを紹介された。日本語ガイドだと29US$なのに対し、英語ガイドだと10US$という安さ。基本、ガイドは必要としないたちなので即答で英語ガイドのメコンデルタ日帰りツアーを申し込んだ。

明日の予定も立ったし、再び町歩きへ。ベトナムではペンギンの姿をしたゴミ箱をよく見かける。ハロン湾の鍾乳洞にも置いてあった記憶がある。なぜペンギンなのだろうか？気になるところだ。

こちらのペンギンはホーチミン博物館にあったゴミ箱。ペンギンにもいろいろ種類があるみたいだ。

夜になると、いろんな建物がライトアップされて美しい。＊写真は市民劇場

今夜は東屋というホーチミン発の本格露天風呂へ行ってみることに。料金は100,000VND（約380円）と高額。しかし、無類の銭湯好きである自分にはどうしても我慢できなかった（－－；

約40日ぶりに湯船に浸かり感無量 (ノД`) 景色はいいわ、サウナもあるわで至れり尽くせりな露天風呂でした。（＊誰もいなかったので撮影させて頂きました）