ブロモ火山

March 26, 2012

ジョグジャカルタでの遺跡巡りを終えた翌日は、ブロモ火山（1泊）経由でバリ島のデンパサールに行くという1泊2日のツアーに参加した。ジョグジャ〜デンパサールまでの移動費と宿泊代込みで300,000IDR（約2,700円）だった。（＊写真はブロモ火山の火口と少年）

参加者は自分を含め9名。朝8時半にミニバスでジョグジャを発ち、途中何度か休憩を入れながらブロモ山麓の町プロボリンゴに夜8時に到着。ツアー会社で明日の火山ツアーの説明を聞き、再びそこから1時間程かけてブロモ山中腹にある宿へ。しかし、ツアー会社の手違いで指定された宿（＊写真）は満室。別の宿へ連れて行かれるも、ホットシャワーもでない薄汚いホームステイ宿だった。明日は朝4時に出発だし、今日はもう遅いし寝るだけ。仕方ないと思っていると、自分以外の欧米人たちがキレだし「話が違う、別の宿にしろ！」と激怒。困ったドライバーは、ツアー代金を一部返金すると言ってなだめるも、欧米人は聞く耳持たず。とにかく彼らはホットシャワーを浴びて温かいディナーが食べたいの一点張り。もう夜11時を過ぎているというのに。結局何人かの欧米人たちは別のホテルへ向かい、約1時間に及ぶ口論は収束。あーやっと眠れる…（－－；

朝4時、宿の前にジープが迎えにきた。外の気温は4℃。めちゃくちゃ寒い！ブロモ山までは歩いていくこともできるが、時間がかかるのでジープオプション（1人90,000IDR）を利用。まずはブロモ山の日の出を観るため、少し離れたプナンジャカン山へ向かう。

真っ暗な山道を30分程登るが、悪天候のため日の出は観れず、仕方なく下山。

再びジープに乗り、標高2,392mのブロモ山へ。周りは火山灰でできた砂漠のようだ。

こんなところで虹の根元が観れるとは…初めて見た。

駐車場から火口手前までは馬に乗って行くこともできる。これが結構な距離なんです。

この275段の天国への階段を登れば、いよいよ火山の火口へ。

ぜぇぜぇ息を切らしながら火口に到着。おー噴煙が出とる出とるー

驚いたことに火口の周りには柵もロープも何にもない！

一歩間違えればまさしくGo to Hell!!!!

ブロモ山の隣にあるバトゥッ山。標高2,440m。

火口から観た風景。緑の山々が美しかった。

火山の周りはまるで月の世界のようで神秘的。

火山ツアーを終え、昼前にバスでデンパサールへ向けて出発。途中、バスごとフェリーでジャワ島→バリ島へ渡る（所要約1時間）。デンパサールに到着したのは夜10時。バスターミナル近くの宿で1泊し、昨日の朝、伝統芸能とアートの町ウブドへとやってきました。