June 11, 2012
ダージリンといえばやっぱり紅茶。インドの紅茶の15%は、このダージリンで生産されているという。昨日は市内から3kmほどの所にあるハッピー・ヴァレー紅茶園へ散歩がてら訪れてみた。(*写真は朝摘みの様子)
茶園までは山間の道路から民家を通りながら細い道を下って行く。
民家の前ではネパール系やチベット系の住民とたくさんすれ違う。療養中に覚えたネパール語はここでも大活躍だ。
ネパール語で話しかけられると、気を良くするみたいでみんな笑顔で返してくれる。やっぱここはインドじゃない。
道端で遊んでいたチベタンの少女たち。
ハッピー・ヴァレー紅茶園へ到着すると、スタッフが工場内を案内してくれた。
ちょっと見えづらいが、左に書かれているのが茶摘みを行なった女性の名前。右が午前と午後それぞれに摘んだ茶葉の量(kg)らしい。一番上のFOOTさんは1日でトータル209kgの茶葉を摘んだということになる。すげー!
工場内では摘み取った茶葉の乾燥工程や発酵工程を見ることができた。
茶は芯の部分が一番高級らしく、100gで1,000INR以上するものもあるらしい。
茶畑から見たダージリンの町並み。斜面に沿ってコロニアルな建物が立っているのが分かる。
茶畑の奥の方まで行くと茶摘みを行なっている女性たちがたくさん。
このおっちゃんがこの一帯の茶畑を管理しているご主人。茶摘みしている女性たちは皆、彼の奥さんか娘さんらしい。
おっちゃんの娘さん。
おっちゃんの奥さんは4、5人いて一緒に茶摘みを行なっていた。一夫多妻制ってすごいね…
茶園の帰り道、町のティーショップへダージリンティーをしばきに行く。やっぱ本場に来たからには飲まなきゃでしょ。
最近結婚した友人にギフトとして送るため、味見しながら紅茶を購入。一番茶が4月〜5月上旬、二番茶が5月下旬から6月、雨季摘み茶が7月〜8月、秋摘み茶が9月〜11月上旬のものらしい。今年4月に摘まれた一番茶と、3日前に出来上がったという二番茶、そして去年の秋摘み茶の中でそれぞれ一番味が良いと思うものを選んだつもりだが、果たして口に合うだろうか…
ちなみにダージリンから日本への郵送料は小包500gくらいで400INR(約570円)でした。写真の男性は、郵便局にいた小包を梱包してくれたおっちゃん。ご丁寧に布でくるんだ後、裁縫までしてパッキング。80ルピー取られたけどね。
今日でダージリンも最終日。シーズン中で車が多く、思ったほど空気はきれいではなかったが、涼しくて過ごしやすい良い町だった。本日はシリグリまで戻り夜行列車でコルカタへ向かいます。
タグ: Gourmet, Local People, Nature, Shopping
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